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■誰も知らない

というわけで『誰も知らない』を観てきた。

なんとも感想を述べにくい映画だ。実は陰惨な内容だが、それほど悲しくもなく、ほどほどに明るく爽やかではあるが、決して楽しいわけではない。じゃあつまらない映画なのかというと、そうではない。このところ観た映画には、割り切って点数を付けてきたが、この映画は実に判断しづらい!しかしあえて採点するならば、うーん、7.5というところかなあ。

カンヌ映画祭で主演男優賞をとった柳楽くんを含む4人の子供たちを巡る物語。ドキュメンタリーを多く撮る是枝裕和監督ならではの、オールロケの自然な感じ。141分が淡々と過ぎてゆく…。

子供たちの演技が素晴らしい。決して柳楽くんが突出しているわけではない。映画を観るとむしろ、柳楽くんがあまりにもフツーの男の子なので拍子抜けする。監督は彼らに台本を渡さず、その場で口伝えしながら撮っていったそうである。なるほど、と思う。

そこで重要なのが、母親役のYOUの存在である。テレビで見るのと同じ飄々とした感じは、物語に悲しさ辛さだけではない深みを与えている。彼女も台本には目を通さず(面倒臭いかららしい…)、その場でシチュエーションを説明されて演技にはいるという、バラエティで鍛えた瞬発力を思う存分に発揮している。そのうち監督から、ここで子供を笑わせたいのだけれど…というような要求を提示されるようになり、彼女はその場のアドリブで要求通りの展開にしていくのである。監督をして“もうひとりの演出家”と言わしめた彼女は、もっともっと評価されて良いと思う。

もうひとつ、この映画のムードを決定づける重要な要素となったのが、ゴンチチの音楽である。暗く沈んだシーンにも彼らの音楽は明るく優しく響く。観客はこれでずいぶん救われるのだ。

感想を述べにくいというわりに長々と書き連ねてきたけれど、察するに監督は、この事件の悲惨さを訴えたり、悪者を探して告発する、というようなことに興味はなく、逆に、そう受け取られないような仕掛けをすることに腐心されている。んなこたあ見る前から解ってる、とおっしゃる向きもあろうが、私はこれから、その先について考えます。

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