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ripple URL 2005-06-16 (木) 15:57

きのう、6月15日、円空展に行きました。思ったままを歯切れよい文章で書いてあるのでTBさせていただきました。そごう9階の一刀彫教室のことは新聞で知りました。円空展の前半ではやっていなかったそうです。木遊会というグループで、円空の彫り方そっくりでした。

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円空展

050605_enkus.jpg彼女とデートだどこ行こう、って考えた末、主に彼女の希望で、そごう美術館で開催中の円空展へ行くことになった。

円空っていうのは江戸時代の人で、生涯12万体もの仏像を彫ったといわれる遍歴の僧。彼女はその仏像がとても良いというのだが、私は正直なところ、写真をみても今ひとつピンと来なかったクチである。プリミティブといわれるようなものを否定するわけでは全くないのだが、まさに荒削りすぎて、俺でも彫れんじゃねえか的な?、ほらピカソの絵なんか見てそういうこと言う人いるでしょう。まったくなめきった態度で出かけたのであった。

だいたい生涯12万体彫ったってえのがまず眉唾ものである。一日10体ずつ彫っても33年かかるそうだ。小さなものは、木っ端に目鼻を付けただけのものもあるけれど、大きいものは人の背丈を超えるものもあるのだ。

そんな12万体のうちの5200体ほどが現在確認されているという。たったの4%にしか過ぎない。今回の展覧会では、さらにそのうちの120体が展示されている。割合にすると全体の0.1%。現存数の2%にあたる。

ひとまわりしてみて思ったのは、まあそんなに馬鹿にしたものでもないなということ。と、あくまでも不遜な態度は崩さないでおこうかな。

彼にとっての仏像は芸術品ではないのだから、極論すれば、それがたとえ木切れのままでもいいのだ。多く彫るという目標があったから、造形は時代を経るにしたがって簡略化、記号化されていく。眉と目なんかほとんどが一筋の線だ。しかし、その線は手慣れていて迷いがなく的確で力強く、美しい。ありゃ、ベタ褒めじゃないか。

眉と目が一筋の線に記号化されているのに対して、円空仏の口が意外に細かく彫られていることに驚いた。顔のパーツで通常中心となるのは目でしょう。目は口ほどにものを言うのである。しかし円空は違う。あくまでも顔の中心は口。口の表情にこだわっている。単なる口フェチと片づけてしまってもよいものか。円空仏の口に注目した論文とかあったら読んでみたい。

そしてこの口を見て頭に浮かんだのが、初代ウルトラマンの顔である。この口、激似じゃない?案外この辺を参考にデザインしたんじゃなかろうかと思ったり。円谷プロのデザイン事情に詳しい人いませんか。

煤けた像がけっこうあったが、おそらく囲炉裏のある部屋に祀られて、永年の間に煤けたのだろう。観音様に不動明王があるかと思えば、恵比寿、大黒、果てはお稲荷様や天照大神まで彫った。仏門の徒なんだけど、円空にとっては神も仏もなかったのである。神も仏もないの意味が違うか。とにかく、地べたの臭いがする、人の息吹を感じる、生活と共にあるのが円空仏であると思った。そのなんでもなさが現存率4%に現れているのかもしれない。

もうひとつ感じたのはおおらかさだ。12万体という常軌を逸した目標設定から、切羽詰まった緊張感を感じても良さそうなものだが、作り出された像は、どれも実に力の抜けた和やかなものだった。見ているうちに可笑しくなってきて、笑いをこらえるのが大変だった。本来は美術館なんかでマジメに見るもんじゃないね。でも、この機会を作ってくれたそごう美術館、ありがとう。いい勉強させてもらったよ。

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ripple URL 2005-06-16 (木) 15:57

きのう、6月15日、円空展に行きました。思ったままを歯切れよい文章で書いてあるのでTBさせていただきました。そごう9階の一刀彫教室のことは新聞で知りました。円空展の前半ではやっていなかったそうです。木遊会というグループで、円空の彫り方そっくりでした。

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