ちどりのあしあと - 2013年09月

Home > 2013年09月

2013年09月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  • Comments (Close): -
  • TrackBack (Close): -

月と言ったらどんな作品思い出しますか

昨晩の月はきれいでした。そして、今晩が十五夜で中秋の名月なんだそうです。

そんなこともあるのでしょう。Twitterのタイムラインで見かけた「月と言ったらどんな作品思い出しますか」というタグになんだか妙に刺激されて、月にまつわる音楽や映像作品をツイートしました。

マンガやアニメを挙げる人が多い中、古い作品を中心に(それしか知らないということでもある)ちょっと地味目のものをチョイスしてみました。この歪んだ自己顕示欲をごらんくさい。


最初に頭に浮かんだのが、Tom Waitsの"Grapefruit Moon"。デビューアルバムの中の一曲。まだ「比較的」声がきれいな頃ですね。

その後、声がしゃがれて、音楽もノイズミュージックっぽいのが多くなりましたけれど、いいメロディを書かせたらこの人の右に出るものはなかなかいません。


次はFairground Attractionの"The Moon is Mine"。このバンドには"Moon on the Rain"というワルツもあって迷いました。 あまりにベタな懐古趣味が鼻につくこともありましたがいいバンドでしたね。

なんと言ってもEddi Readerのボーカルは魅力的でした。って過去形で書いてますけど、バンド解散後もご活躍のようです。最近は全然追えてませんけど、昔一度ソロライブを聴きに行ったような覚えが…。

ベースの代わりにギタロンっていうでっかいアコギみたいなのを使っていたのも印象的でした。メキシコの民族楽器らしいです。


音楽ではあと2曲浮かびましたが、どちらも古い曲です。Fairground Attractionのことをベタな懐古趣味が云々と揶揄しておいて、お前がそうなんじゃねえか!って話です。

"Get Out And Get Under The Moon"は1928年に作られた曲です。

気分がさえない夜は外へ出て月の光を浴びましょうというのが大まかな歌詞の内容なんですけど、これが日本で紹介されたときに「月光値千金」というタイトルがつけられます。秀逸ですよね。

歌詞を訳した伊庭孝が、「春夜詩」という漢詩の一節「春宵一刻値千金」をもじってつけたとされています。

そのときの歌手は天野喜久代で、録音されたのが本国と同年の1928年であるのに驚かされます。

その後、ディックミネやエノケン(歌詞の内容は改変されているけれど)らが歌っていますが、私の中ではなんといっても上海バンスキングのまどか、つまり吉田日出子が歌う「月光値千金」です。

因みに、吉田日出子が歌ったのは、三根徳一が訳詞した川畑文子のバージョンで、歌い方も彼女を真似ているそうです。

調べていて初めて知ったのですが、三根徳一ってディックミネの本名なんですね!歌手の他に訳詞や編曲でも活躍されていたとは知りませんでした。ごめんなさい。

一番最近の「上海バンスキング」の公演の時、シアターコクーンのロビーで上演前だか休憩時間かに、若い役者が蓄音機で男声の「月光値千金」をかけていて、日本語で男声のはエノケンしか聴いたことがなかったから歌手を尋ねたら、ディック・ミネとすぐに答えが返ってきたことを思い出しました。


懐古趣味野郎の説明がついつい長くなっていますが、次も古い曲で「月がとっても青いから」。1955年(昭和30年)に発表された菅原都々子の大ヒット曲です。

「月光値千金」と同じく、月の光を浴びるのはいいね!という明るい感じの曲です。こちらにはラヴの要素が足してあるところがキモでしょうか。かわいいラブソングですよね。

と思いきや!3番まで聴くとびっくり仰天。腕を組んで帰っていたラブラブのふたりに暗雲が!

曲調が明るいのでうっかり聞き逃してしまいがちですが、なんだかよろしくない展開を見せて終わります。

菅原都々子は「エレジーの女王」として名をはせましたが、この曲は大胆なイメチェンを図るための一曲だったようです。そんなこともあって最後に悲しい風味を加えてあるのかもしれません。


タイムラインに流れていて、ああこの曲があった!と思ったのは、Mike Oldfieldの"Moonlight shadow"です。

彼にはあまりボーカル曲の印象がありませんが、これはとてもポップな良曲です。

昔ラジオで聴いて音源を探し回った記憶があります。まだインターネット以前の話です。本家はMaggie Reillyが歌っていますが、なぜかその時はたどり着けず、Annie Haslamのカバーバージョンを手に入れたものの、若干不満でした。今ならYouTubeで一発ですよ!


最後は後から思い出した曲。たまの「満月小唄」です。

柳原幼一郎(現在は陽一郎)が、彼の稲垣足穂嗜好を全開にして書いた(かもしれない)名曲。

ずっと昔、吉祥寺のマンダラあたりでライブしてた頃、月とかそういう自分が使いがちなワードを封印して曲を作る、などと話していたことがあって、これはその逆を行く曲ですね。

ウェブを漁ると、知久寿焼が歌う「満月小唄」なんていうレアな音源もあって、たまファンにはたまらんと。これは貼りませんので自分で探してください。


このほかに同じタグでいくつか映画も挙げたのですが、長くなったのでここらで止めときますね。

中秋の名月を眺めながら、あなたもあれこれと思い出してみてはいかがでしょう。

Home > 2013年09月

My Contact

Flickr
Twitter

Banners

free_rice_banner

Mail Form

名前:
メール:
件名:
本文:

Recent Comments
Recent Trackback
Links
Archives
Categories
Meta
Feeds

Page Top

QLOOKアクセス解析
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。