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台風0504号“納沙"

昨年は台風が発生するたびに、その台風のアジア名とその由来をいろいろと調べていたんだけど、けっこうビシバシと発生するもので、調べる方がおっつかなくなって、しまいにはかなり辛かった。で、今年はスルーを決め込んでいたのだが、ありがたいことに昔書いた台風のエントリーにトラックバックをいただいたんで、その記念に、今年初めて本土に近づいている台風4号について調べてみました。(kashiwano_happaさんありがとう、そして、トラックバック返し!)

台風4号のアジア名は"NESAT(発音)"。カンボジアの命名で漁師の意味らしい。中国では”納沙”。“納沙布岬”の“納沙”だねえ。台湾では“尼莎”と書くらしい。こんなところでも中国と台湾は対立しているのか?!、なんて。

それにしても"NESAT"の発音の音声ファイル、女性の声で流れるんだけど、夜中に聞いたらちょっとひとりではトイレに行けない不気味さだ。リバーブかかりすぎていて何言ってんだか良く聞き取れないという本末転倒っぷり。以前紹介した"SARIKA"も恐いよ~!

さてさて、本題は"NESAT"の由来だ。毎度お世話になっているThe Meaning of New Tropical Cyclone Names in 2004という香港気象台のページには次のように書いてあった。
Nesat:Fishing
へ?これだけ?しかも"fishing"ってえことは、伝えられている“漁師”という意味じゃなくて“釣り”じゃん。

それじゃあってことで、"nesat"と"fishing"の関係を調べてみると、このサイトに"Robam Nesat(Fishing Dance)"というフォークダンスのことが載っていた。曰く、クメール人の農民及び漁師に伝わるもので、釣り竿やザルを持って踊るらしい。写真をよく見ると、男女のペアが確かにザルを持って踊っている。妙に楽しげだ。

熱帶氣旋消息というサイトにも
是柬埔寨所提供的熱帶氣旋名字,是捕魚的意思。
と書いてあった。個人サイトみたいだけど、この文章は引用らしく、他のサイトでも同じ記述があった。“柬埔寨”はカンボジアのこと。“是捕魚的意思”だから、やっぱり"nesat"は魚を捕らえること、すなわち"fishing"の意味があるようだ。

しかし、なぜ"fishing"を意味する言葉が“漁師”であると伝えられることになったのか。そしてそもそも、なぜカンボジアの担当者は“釣り”を意味する言葉を台風の名前にしようと思ったのか。

と、疑問は次々と湧いてくるのだが、長くなってきたので、ここから先はどなたか調べて私に結果を教えてください。お願いします。

これから先はこんな感じで、気が向いたら台風のことをとりあげることにしようっと。

■台風0425号“すもも"

朝に晩にずいぶん肌寒く感じる季節になったが、台風発生だ。

11月15日、フィリピン東海上に発生した台風0425号は、発達しながら西に進み、ルソン島直前まで来て停滞していたが、今夜から明日には上陸しそう。突風や豪雨の影響が心配される。フィリピンにとっては今年初めての上陸だそうだ。みーんな日本に来ちゃったからねえ。その後東シナ海に抜け、週末にはベトナムへ。

この台風のアジア名は、マカオによる“MUIFA(ムイファー、梅花>発音)”。例によって名前の解説を引用する。
Plum blossom, flower that can grow in very cold weather. It represents a strong-minded Chinese.

すももの花は厳しい寒さの中で成長する。それは意志強固な中国人の象徴だ。
季節感は台風にそぐわないが、寒さの中で成長する、というところがなんとなくあっているかな。フィリピンは別に寒くはないか。

11月の台風は珍しいのかと思ったらそうでもないらしい。昨年も、この年最大級の0321号"LUPIT"が11月21日に発生しているし、一昨年の0226号"PONGSONA"にいたっては12月3日に発生(11日消滅)している。

■台風0424号“○○鳥”

041020_nok.jpg

大型の強い台風0423号“蜥蜴”が着々とこっちに向かってくる。市では、午後9時から、市内のすべての小学校を避難所として開放することに決めたようだ。

そんな折、台風0424号が発生。現在は西に進んでいるが、今年の台風は途中からくの字に曲がって来るケースが多いので、こちらも注意する必要がありそうだ。といっても、台風を前にして人間のできることって限られているなあとつくづく思う。台風の目に爆弾を落としてどうこうする技術がどこぞの国にはあるらしいが、一般的でないところを見ると、確かな技術ではないんだろうね。

それはさておき、台風24号のアジア名は、ラオスの命名で"NOCK-TEN (ノックテン、洛坦)"という。漢字を見ると、日本人にはどうしても“らくたん”と読めてしまって、なんだかガッカリだ。おまけに、説明には"Nock-ten=Bird"としか書いていないので、はいそうですか、鳥ですか、と言うしかない。

がしかし!ここで諦めては、台風のカテゴリーをわざわざ設けている当ブログの名が廃る!というわけで、調べましたよ。ノックテンの意味を。

まず、ラオスによる命名だから、おそらくラオ語だ。そして重要なのは、この言葉がノックとテンの2語からできているということ。2つのうちのノックは鳥を意味する。ラオ語でノック・ガイ(カイ?)はニワトリのことだそうだ。つまり、“ノック○○”で“○○鳥”をあらわすということ。さて、そうなると肝心なのはテンのほうだ。そこでいろいろ工夫して検索してみたものの、わからなかった!今日のところはお手上げです。またわかったら書き加えます。

■台風0423号“蜥蜴"

いやはや、先日の"MA-ON"にはエライ目にあった。幸い土砂崩れの被害には遭わなかったものの、大雨で電車が止まり、予約してあったライブのチケットがムダになった。まあ、電車が動いていたとしても、あの雨の中、外へ出るのは危険だっただろう。暴風雨に「恐怖」を感じたのは初めてだった。命あっての物種。チケット程度の損なら諦めもつく。

そんな中、またもや台風だ。マリアナ諸島付近で発生した0423号。うかうかしている間に“大型の非常に大きい台風”に成長、当初は西へ向かっていたが、次第に北へ進路を変えつつある。実に嫌なカーブだ。行く手には沖縄本島がある。

さて、台風のアジア名を付けるにあたって、日本にやる気のないことは何度か指摘してきたが、今回の台風0423号は日本の命名によるもので、その名も"TOKAGE (トカゲ、蝎虎>発音)"!相変わらず素っ気ない解説を引用すると、
Tokage / Lacerta (lizard)
トカゲ / とかげ座(トカゲ)

ということで、これまた非常にマイナーな星座の名前をチョイスしている。

はくちょう座とアンドロメダ座の間に位置し、4等星と5等星の暗めの星をジグザグに繋いだ形は、まったくもって地味だ。しかもこの星座、神話や言い伝えなどとは縁がなく、ヘベリウスという人が、1690年に、空を埋めるために作ったというから、ほんと、同情します。

因みに、星座名の"Lacerta"は、生物学の世界ではコモチカナヘビ属のこと。トカゲじゃないぞ。

■台風0422号“馬鞍山"

秋雨前線が停滞し、全国的に雨模様。急に気温も低くなって、慌てて上着を出したりして。

そんな折、フィリピンの東海上で台風0422号が発生した。ゆっくりと北上中。

アジア名は、香港の命名で"MA-ON (マーゴン、馬鞍>発音)" という。馬鞍山という山の名前だ。

馬鞍山は標高702メートル。香港第7位の標高だ。麓の馬鞍山市は、安徽省東部の長江南岸に位置していて、鉄鋼を主体とする新興工業都市なのだそうだ。

で、それがどうして台風の名前になっているのかは、不明。解説も素っ気ない。

Horse saddle , also the name of a peak in Hong Kong.

馬の鞍。そして香港の山の名前。

……というわけで、今回はここまで!

■台風0421号“やまびこ"

21日に発生した強い台風0421号は、23日6時現在、徐々に発達しながら、フィリピンの東海上をゆっくりと北西に進んでいる。進路予想によると、沖縄が暴風域に入る可能性もあるので注意が必要だ。

この台風のアジア名は、北朝鮮の命名による"MEARI(メアリー、米雷)"である。人名の"Mary"ではなく、“やまびこ”や“こだま”の意味だそうだ。

おそらく各国から提出されたものなのだろう。香港天文台のサイトに『新しい熱帯性低気圧の名前の意味(英文)』というリストがあって、ここに記されている"MEARI"の説明はこんな感じだ。
It (Echo) means that once Typhoon forms, the Typhoon Committee's notification echoes over to its members.

それ(やまびこ)の意味は、一旦台風が発生すれば、台風委員会の通知が、そのメンバーに響き渡るということです。

台風にアジア名を付けるにあたっては、各国様々な意図というか理由があるのは当然なのだが、北朝鮮の思い入れはいささか独特で、可笑しさすら感じられる。日本が提出した名前がいかにもおざなりで、アジア独自の名前を付けようという意欲に欠けている感じがするのに比べたら、余程好感が持てるというものだ。

日本の付けた名前の説明をひとつあげてみよう。
Name:Koppu Meaning:Crater(cup)

これだけだ。なにがなんだかわからない。噛み砕いてみると、「“コップ”というのは星座の名前で、学名であるところの“クレーター”のことである。その日本名が“コップ座”で“カップ(杯)”を意味するのであ~る!」となるのだが、いったい何でコップ座なのか、についてはまったく触れられていない。

最後に、北朝鮮による、台風0407号のアジア名"Mindulle(ミンドゥル)"の解説を。
Small and yellow flower (Dandelion) which blooms in the field when spring comes, almost in the same time, which represents simple and gentle minds of Korean women.

春になると一斉に小さな黄色い花を咲かせるタンポポは、朝鮮女性の素直で優しい心を表しています。

ほのぼのするねえ。あ、でも、何故タンポポなのかについては説明されてなかったか!

■台風0420号“タツノオトシゴ"

9月12日に台湾付近で発生した台風。ブログで取り上げる前に消えてしまったよ_| ̄|○
いやいや!ガクーリじゃない!台湾 現地採用滞在記によると台湾北部に大規模水害をもたらした模様。なめたらいかんね。

事後報告になるけれども、アジア名について一応解説しておこう。

この台風のアジア名は、中国の命名による"HAIMA(ハイマー、海馬>発音)"タツノオトシゴのことだ。

“海馬”というと漢方の世界では有名な生薬で、腎機能を強化する作用があり、強壮剤・精力剤としても用いられる。漢方薬局でガラスの瓶にぎっしり詰まったタツノオトシゴを見るとギョッとするよねー。

えと、今回はこんなところです。

■台風0419号“沙莉花"

台風0419号がサイパン島付近に発生した。台風0418号“ダー川"が通り過ぎたあとをトレースするように進んでいる。

アジア名は"SARIKA(サリカー>発音)"。カンボジアの命名で鳥の名前らしい。

らしい、というのも、"sarika"で検索しても、主に女性の名前がヒットして一向に鳥のことが出てこないのである。タイトルの“沙莉花"も女性の名前っぽい漢字をあててみた。

ご婦人の名前と聞いては黙っていられない宮坂部長。自宅の書斎でこっそり"sarika"と打ち込んで、Googleのイメージ検索などしてみたんでありますね。ところがたまたまお茶を運んできた奥さんに見つかってしまうという間の悪さ。「あなた!何見てらっしゃるの!」「いやこれは、あのその、鳥の名前を…」「女性の写真ばかりじゃないの!キーッ!」「ご、誤解だよ君ぃ~」まったく形無しの宮坂さんでありました。

と、小沢庄一的にお茶を濁してみたがどうだろう。

ひとつだけ"sarika"と鳥を結びつける、カンボジアの結婚式で歌われる歌の記述があった。曲名が"Sarika Keiv Vong (The Beautiful Cardinal Bird)"。 花嫁の美しさが絶賛され、その美しさが猩々紅冠鳥に例えられる、という内容らしいが、さて、どんな歌だろうねえ。

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