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映画『幕が上がる』への不安を払拭しよう!

幕が上がる

ももクロちゃん主演映画!…でも一抹の不安が

ももいろクローバーZ主演でキチンとお芝居している劇場用映画っていうのはいままでなくて、メンバーはこれまでも若干のレッスンは受けていたんだろうけど、演技経験がほとんどない状況での今回の一大プロジェクト。言っちゃ悪いけどこれまでは見ていていたたまれなくなるようなものが多かったので、一抹も二抹も不安なのです。

また、監督の本広克行さんの代表作は『踊る大捜査線』シリーズ、なんだけど、今回の話は北関東の高校の弱小演劇部を舞台にしたお話しだから、部室で大した事件は起きないしレインボーブリッジを封鎖する必要もないわけで、過去には『サマータイムマシン・ブルース』などの佳作もあるにはあるんだけど、まあ、ここん所も大きな不安要因なのです。

私としては、せっかくももクロちゃん主演の映画が大々的に公開されるのだったら、彼女たちの、いや、日本映画界にとっての代表作になるくらいのものになって欲しい。そんな期待を抱いています。

2月28日が公開日なので、その時になればすべてが明らかになるのですが、その前に、この不安な気持ちをなんとか解消したく思い、良い情報を探してみました。100の不安を120の期待で打ち消すのだ!

小説『幕が上がる』は最高の青春小説!

まず、この映画には原作があります。劇作家平田オリザさんの初めての小説となる『幕が上がる』がそれです。読みました。最高でした。ももクロちゃんとか映画化抜きにして読んでも感動したと思う。本当に良い青春小説だと思います。

前述の通り高校演劇のお話しなのですが、いわゆる「内幕もの」として、へー、高校の演劇ってこんな仕組みなんだ!というような驚きもあるし、原作者が演劇をやっている人なので、っていうか日本を代表する劇作家、演出家なので、彼の演劇論、演出論的な読み方もできる作品でした。

部員や顧問の先生とのさまざまな出来事や本人の葛藤が主人公である演出家・さおりの一人称で語られていきます。平易な文章で、テンポも良く、読み始めたら一気でしたね。ただひとつ問題だったのは、途中で何回も泣けてしまって、電車の中で読んでいた時には、読み進めたいけどこれ以上は涙と鼻水で無理!という状況になってしまったこと。泣いても恥ずかしくない場所で読みましょう。

映画版キャストもスタッフもいいぞ!

さらに小説がらみで期待できる点を挙げるなら、小説の映画化というと、登場人物と俳優のイメージが違うということをよく聞きますが、この『幕が上がる』に関しては、まるで当て書きしたように印象がピッタリなので驚きます。

これは「ももクロファンとして」という但し書き付きかもしれませんが、原作を読んだももクロファンに、「主な登場人物、さおり、ユッコ、中西さん、ガルル、明美ちゃんをももクロメンバーに置き換えよ」という問題を出したら、まず間違えることなく映画版の配役を言い当てるでしょう。

背格好には違いはありますが、演劇名門校から転校してきたちょっとクールな中西さんとか、ムードメーカーで待ち合わせの時間より早く来るガルルとか、そんなトリビアまでまでよく調べてるなあ(本当は調べて書いてるんじゃないんだけど)と思っちゃうレベルなので、その辺りの違和感は少ないと思います。

ももクロちゃん以外のキャストで最重要人物は、顧問の吉岡先生ですが、これを黒木華が演じます。最高ですね。試写での評判も大変良いようです。もうひとりの顧問の溝口先生にムロツヨシ。ちょっと若いかな?という感じですが問題ありません!国語の滝田先生が志賀廣太郎。これはいいですね。あの声で詩を読んでほしい。

原作は最高。キャストも上々。次は脚本ですが、これは『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が担当。これを知ったとき「この映画は行けるかもしれない!」と思いました。とても期待しています。

原作者平田オリザが全面バックアップ!

もうひとつ期待している点は、原作者が映画化に大変協力的だということです。「私は興味ありませんからどうぞご自由に」的な感じは全くなく、本広監督が彼の主宰する劇団・青年団に心酔していて以前から懇意だったこともあり、映画化も平田さんがこの小説のゲラ段階で持ちかけたそうです。

そして、クランクインの前に数回、ももクロちゃんたちを相手にワークショップをやって、演技と演劇について教えたといいます。

正直言って、ももクロさんが主演と決まったときには、期待と不安と半々でした。彼女たちの「演技」は観たことがなかったからです。監督からの依頼で、撮影に入る前に、数回にわたって演劇のワークショップを行いました。そこには二つの意味があったと思います。

一つは、ももクロのメンバーたちの演技力を向上させること。皆さん、本格的な舞台の経験はないので、身体がぶれやすかったり、演技に個々の癖が出てしまうことが多かったのですが、たいへん勘のいい子たちなので、すぐに演技のコツをつかんでいったようです。

もう一つは、ワークショップを通じて、この作品のテーマである「演劇」について学んでもらいました。「演劇」と映像やパフォーマンスとの違いについて、何が難しく、何が楽しいのか、実際に演ずる経験を通じて学んだことが、撮影の際にも生かされたのではないかと思います。

映画『幕が上がる』公式サイトより平田オリザさんのコメント

一流の演劇人がももクロちゃんたちに演劇を教え、手応えを感じているというのは嬉しいです。期待が高まります!

そして、映画の評判が良い!

最後は、試写などでこの映画を観た人たちの評判がいいのです!特に映画人、演劇人からの高評価には期待が高まります。

いくつか引用してみます。

『幕が上がる』の完成試写を見ました。

もう、ここからは、身内が何を言っても、余り信用してもらえないレベルになるのでしょうが、一応書いておきます。

すごい作品になってしまった。(赤字)
(後略)

平田オリザ|青年団公式ホームページより

ご自分でも身内と断っていますが、大絶賛です。以下はツイッターから。

この辺にしておくか!いやー、評判いいね!ここまで大絶賛だと逆に不安が…、なんてことは考えずに期待します!2月28日が楽しみです!

第3回アイドル楽曲大賞2014

『第3回アイドル楽曲大賞2014』というイベントが開催されていまして、ファン有志によるものだそうですが、女性アイドルの楽曲を順位付けして楽しもうという企画。楽しそうなので投票してみました。

投票カテゴリーが「メジャーアイドル楽曲部門」「インディーズ/地方アイドル楽曲部門」「アルバム部門」「推し箱部門」の4部門に分かれていて、全カテゴリーに投票することが推奨されているので、ムリヤリ感漂うところもありますが、なんとか捻り出してみました。

『第3回アイドル楽曲大賞2014』の詳細についてはリンクを参照してください。
http://www.esrp2.jp/ima/2014/
また、「第3回アイドル楽曲大賞2014」で検索するといろんな人の投票結果とコメントが読めるので興味のある人はやってみると楽しいよ。

それでは、いってみよー!


【メジャーアイドル楽曲部門】

※ノミネートリストから5曲選んで10ポイントを振り分ける。括弧内がポイント。

ハイタテキ! - 私立恵比寿中学 (3)

選考理由:エビ中はそれほど推してないんだけど、この曲はとにかくポップで外連味があって最高に楽しい。「ハイタテキ」というタイトルで惹きつけて、実は歯痛の歌だったり、年末にかけてのリリースということで「歓喜の歌」が丸々入っていたり。メンバーの個性も粒立っていて、聴くと元気になれる。アイドルソングメーカーとしてのTAKUYA(ex JUDY AND MARY)の安定感は凄い。

宙 - 武藤彩未 (2.5)

選考理由:「武藤彩未ソロデビュー」の意気込みが凝縮された一曲だと思う。松本隆を思わせる比喩を多用した歌詞に往年のアイドルソングを意識したメロディ。それをEDM風に味付けすることで今の曲として成立させている。武藤彩未のコンセプトがとてもよくあらわれていると思う。本間昭光のプロデュースしたアルバムには良曲が多くて悩ましいのだけれど、MVも含めた最初の衝撃の大きさでこの曲を選んだ。

トリプル! WONDERLAND - Negicco (2.5)

選考理由:Negiccoはリスペクトこそすれそれほど推してはいなかったけれど、この曲で胸ぐらを掴まれた感じ。大好きな曲。彼女たちの過去と現在、そして未来までをも展望したような歌詞が、超弩級のポップなメロディとファンキーなアレンジに乗って、あくまでも軽く爽やかに仕上げられている。矢野博康(ex Cymbals)によるプロデュースの素晴らしさ。エヌイージーアイシシッオー!

Come On Honey! feat.新井ひとみ(東京女子流) & okadada - tofubeats (1)

公式のMVもあるんだけど、ここは新井ひとみのひとみぼっちバージョンをあえて!

選考理由:東京女子流の曲を選びたかったが、tofubeatsの作るアイドルソングが好きなのでこっちを。Negiccoの『相思相愛』とか、この曲と同じく新井ひとみをフィーチャーした『マジ勉NOW!』もよかった。アイドルオタクの琴線に触れる何かを共有している気がする。そして、新井ひとみの揺るぎない歌唱力と稀代のアイドルパワー。この曲でも遺憾なく発揮されている。

堂々平和宣言 - ももいろクローバーZ (1)


Broadcast live streaming video on Ustream

選考理由:イチ推しのグループの曲がひとつもないのは寂しいと思いつつ、今年リリースされたものにはどれも乗り切れなかったのが正直なところ。そんな中、シングルのカップリング扱いではあるけれど、この曲は本格的なラップで、リリックもトラックもかっこいい。メンバーも頑張ってる。というわけでギリギリ最後の一曲として。


【インディーズ/地方アイドル楽曲部門】

※選考方法はメジャーアイドル楽曲部門と同じ。

IDOL ILLMATIC - ライムベリー(3)

選考理由:たまたま見たTIF2014のパフォーマンスに驚いて現在大注目中のグループ。以前と比べてMC2人のスキルがめちゃくちゃ上がっているのだ。そんな中でリリースされたこの曲は、デビューから続くE TICKET PRODUCTIONプロデュースの中で最高傑作だと思う。"Illmatic"というヒップホップ用語とアイドルをつなげる感じが、いかにもライムベリーらしい。

ハートブレイカー - せのしすたぁ(2.5)

選考理由:今年一番の衝撃はせのしすたぁとの出逢いだ。ライムベリーを観に行ったイベントに出ていて、歌や振り付けそっちのけで客を煽るまおさんのカリスマ性に痺れた。せのしすたぁの凄いところは、まおさんの煽り芸に負けないほど曲がいいこと。この曲もライブではお馴染みで、ライムベリーがラップを乗せたバージョンに音源化を求める声が上がるほど、スタンダード感漂う名曲である。

17才 - アイドルネッサンス(2)

選考理由:Baseball Bearの原曲は青春時代を回顧したものだが、それを青春のとばぐちに立つ少女が歌うという、捻れたカバーだ。学校の体育館というシンボリックな場所で、純白のセーラー服を着て歌い踊る少女たちは、大人が見る青春の幻影だ。他にも村下孝蔵の「初恋」をカバーしていたりして、おっさんホイホイ的要素の濃いグループ。幸い私はまだ引っかかっていないがこの曲はよかった。

IN THE HOUSE - ライムベリー(1.5)

選考理由:IDOL ILLMATICのカップリングだけど、ライブでの発表はこちらが先。"In the house" という言葉もヒップホップ用語というかスラングで、これを「女の子のお泊まり会」と読み替えるところがライムベリー流。ちょっとテンポを落として、楽しくもちょっと切ない感じがいい。

プレイグラウンド#1 - ライムベリー(1)

選考理由:貼り付ける動画や音源はなし。シングル初回限定版の特典として収録されている曲。ってこれは選考理由じゃないね。まあ正直に書くとインディーズのアイドル曲はあまり聴いてないので、4位5位はムリヤリです。

続きはまた追記します。


【アルバム部門】

東京女子流 - Killing Me Softly(3)

武藤彩未 - 永遠と瞬間(2)

チームしゃちほこ - ひまつぶし(1)


【推し箱部門】

ももいろクローバーZ

マイ・ピュア・レディ

フェイスブックに投稿しようとして長くなったものはブログに載せてリンクを張ることにしました。もっと早くそうすべきだったよね。

実況録音盤!『野宮真貴、渋谷系を歌う。~Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards~』

『実況録音盤!野宮真貴、渋谷系を歌う。』というアルバムは、収録曲がそれほど渋谷系って感じじゃないところがなんとなくタイトルに偽りありなのですが、ミスター渋谷系・小沢健二の『僕らが旅に出る理由』はとてもよかったです。原曲の持つ力が大きいんでしょうね。いいカバーが多い曲ですよね。

このアルバムの中には、尾崎亜美の『マイ・ピュア・レディ』も収録されていて、これがまたいいのです。

歌はうまいし、アイドルボイスは瑞々しいままで未だ衰えを知らず、曲のかわいらしさととてもよく合っていて、尾崎亜美のハスキーボイスよりもいいんじゃないかと思ったり。

でも、1977年にこの曲を聴きこんだ耳には、松任谷正隆のあのアレンジが染みついているので、できれば原曲のオケで歌ってもらえたら最高なんだけどなあ、なんて。

そんなわけで原曲が聴きたくなったので探してみたら簡単に見つかりました。いろいろあれだけど、まいっか。

やっぱりアレンジ秀逸ですね。サビ前のフルートとか「あ、気持ちが」の後のギターとか、もうこれっきゃない感じがびんびんしますよね。

曲自体ももちろん名作。異論を挟む余地はありません。でも、「ダイヤルしようかな、ポケットにラッキーコイン」はもう今の若者には通じないでしょうねえ。どういう意味か自由に解説させたら面白いかもね。

個人情報

マユミ♡イクオ
※画像は本文とまったく関係ないというわけでもなさそう。

ベネッセコーポレーションの顧客情報が流出したことが事件として話題になっています。

ベネッセには苦情が殺到し、退会の申し出も続出しているそうで、200億円の補償金を用意したといいます。

この事件、まあ事件なんでしょう。顧客情報を売り払って儲けた奴は当然アウトですし、情報流出を許したベネッセにとっては、会社の信用がガタ落ちでたまったもんではありません。情報管理体制の見直しには真剣に取り組まなくてはならないでしょう。

でもどうですか。銀行の口座番号や暗証番号の情報などが漏れたら大変ですけど、今回漏れたのは、子供や保護者の氏名、住所、電話番号、性別、生年月日などだそうです。これらの情報が漏れたのって、そんなに大騒ぎすることでしょうか。

思い出してみてください。子供が生まれてしばらくすると「こどもちゃれんじ」のDMが届きませんでしたか。しまじろうのぬいぐるみを子供が欲しがりませんでしたか。小学校に上がる頃になると「チャレンジ1年生」。中学校に上がると「進研ゼミ中学講座」のDMが届きませんでしたか。

あのマンガ、まだ載ってるのかな。最近は子供も大きくなったからDMも来なくなったけど、けっこう楽しみにしてました。大概いつも子供がチャレンジやりたがって、ねだられたお母さんがお父さんに相談すると「タクヤがやりたがってるならいいんじゃないのか」「わーい!」みたいなストーリーの。

話が逸れましたけど、あの最初にベネッセから届いたDMの情報はどこから得たものかって話ですよ。少なくともうちはベネッセに送ってくれなんて頼んだことは一度もありませんよ。おおかたどっかの名簿屋から買ったものでしょう。今回漏れた2070万件の情報だって、確かにベネッセのものなんでしょうけれど、その中のいくらかは名簿屋から入手したものが混ざってるに違いありません。

ベネッセばかりじゃありませんよね。大学受験だ成人式だ、歳を取れば墓石買いませんか、などなど、なんで知ってんのっていうセールスばかり。個人情報は既に筒抜けなんですよ!

個人情報が名簿屋に売られ、その情報を売って名簿屋が儲ける。私や私の家族には一銭も入らないどころか、自分たちのどんな情報がどこで売買されているのかまったくわからない。

今回のベネッセの事件でも名簿屋はお咎めなしじゃないですか。まあ一応「知らなかった」ってことで、なんでしょうけど。

私自身は、ある程度の個人情報は筒抜けでも仕方ないと思っているし、ここ最近はこういった問題に世間が過敏なんじゃないかとすら思うのですが、ベネッセに怒っている人は、名簿屋が容認されているこの状況を問題にした方がいいんじゃないでしょうか。

そんなことを思ったので書き留めてみました。

Couple

Couple

綱島温泉・東京園の大広間でおこなわれた結婚パーティーは、横浜のライブハウスで知り合ったというふたりらしく、10組ほどのミュージシャンがお祝いの演奏を繰り広げて、さながらコンサートのようでした。

でも、場所は温泉の宴会場だから、当然途中で温泉に入るし、お酒を飲んでしゃべって、「いよぉー」なんつって拍手して、最高に楽しい空間でした。

私は新婦の両親と知り合いなので、新婦を赤ん坊の頃から知る親戚のおじさんみたいな立場で出席。おじさんおばさんの出席者はだいたいそんな関係の人ばっかりだったから、新郎に対して「まあ親戚みたいなもんだよ」という自己紹介の後、「よろしくね」とか「しっかり頼む」とか、あからさまにプレッシャーをかけるという、そんな微笑ましい儀式もありました。

帰り際に渡された引き出物は、やはり親同士が知り合いで小さい頃からいとこのように育ってきた、若き陶芸家のこしらえた箸置きでした。
今は遠方にいてパーティーには出席していなかったけれど、かわいらしい対の箸置きにやさしい愛情がこもっているのを感じました。帰ってから、包んであった赤い花紙と一緒に記念写真を撮りました。

あらためて、小春ちゃん、結婚おめでとう。

Wedding Party

衣食住の歴史

衣食住の歴史 表紙

今年は仕事のお話しも少し書いていこうと思います。

学研から出る『衣食住の歴史』という図鑑にイラストを何点か描かせてもらいました。『絵でわかる社会科事典』というシリーズの一冊で、学校図書館を中心に置かれるそうです。

高い本ですが、Amazonでは買えるようですよ。下のリンクをクリックすると、商品詳細ページにジャンプします。

衣食住の歴史 (絵でわかる社会科事典 6巻)

内容紹介によると、「日本の歴史を子どもに身近な「衣食住」の観点で調べられる本格絵事典。前半は楽しいイラストで概要がつかめ,後半は前半に出てきた内容を50音順でひけて,写真や図を豊富に使った解説で理解を深められます。社会科を学習するときの調べ学習に最適です。」だそうです。

私は前半のイラストページの中でも『戦の衣食住』という部分を担当していて、時代によって変わる武具や食べていたものなどを描きました。

戦の様子を描いているものの、私の絵ですからどれもかわいくなっちゃっているんですが、古くは弥生時代から集落の周りに壕を掘ったり柵を作ったり、斧や槍や弓で武装して、鎧のようなものも木で作ったりして、けっこう本格的に戦をしていたようですね。

その後は、「戦国時代」は言うに及ばず、現在に至るまで日々人間は戦争をしてきたわけで、暗澹たる気持ちになりますね。拝啓、ジョン・レノーン!

縄文時代に戦はなかったようですから、原発をなくしたら電気が足りなくなって縄文時代に逆戻りだ!それでもいいのか!と脅す人がいましたが、ひょっとしたらそれもいいのかもしれませんね。

イラストを描く際に参考にしたものに、『後三年合戦絵巻』という、南北朝時代に描かれた、現存する日本最古の絵巻物がありました。

参考リンク: 後三年合戦絵巻 - e国宝

合戦シーンでは、切られて血が噴き出したり矢が刺さったりしている阿鼻叫喚が細かく描写されているのですが、その隣には、魚や雉を料理している場面も描かれていました。鎧を着て矢を背負ったままなのがリアルな感じです。この料理は将軍とか上級武士用でしょうが、殺し合いの隣りにも食はあるということですね。まさに「腹が減っては戦はできぬ」です。

遅まきながら「秘密保護法」に反対します

STOP!「秘密保護法」11.21大集会

11月21日木曜日、日比谷野外音楽堂でおこなわれた『STOP!「秘密保護法」11.21大集会』に参加しました。

日が暮れて寒さが厳しくなる中、定員3000人の会場は早くから満員になり、皆が座席を詰めてギチギチになって座りました。それでも会場に入りきらない人が大勢いて、主催者発表では1万人もの参加者が集まったようです。

集会は1時間ほどおこなわれ、呼びかけ人の海渡雄一弁護士をはじめ、秘密保護法案に反対している国会議員や、学者、有識者らのアピールに、会場は大いに盛り上がりました。

集会の模様はYouTubeにアップされている動画で見ることができます。

STOP「秘密保護法」11.21大集会【撮りっぱなし1時間】 - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=QOQbQU8rdrE&feature=youtu.be

集会は大変熱く、何とか廃案に持ち込みたいという思いが強く感じられましたが、この熱さをもっと会場の外にも広げ温度差を少なくしなければ、状況の好転は難しいのではないかという不安も感じました。

集会での発言の中から、印象的だったものをひとつだけ文字に起こしてみました。

最近とあるブログが主宰者の意向で閉鎖されました。理由は秘密保護法の成立が確実だからということで、新たな方策を模索しての撤退だというものの、早くも秘密保護法成立前にして、青井氏の言う威嚇が効いていると驚きました。

猪瀬直樹東京都知事の不明瞭な金銭の授受が、目くらましのようにモクモクと炎上する中、26日に衆院通過との報道が流れています。自民党、公明党および、修正協議であっさりと賛成に転じた維新の会、みんなの党の議員様方におかれましては、本分である代議士としての立場に今一度立ち戻り、国民の声に耳を傾け、性急な法案成立を思いとどまるよう、切に望みます。


青井未帆氏(学習院大学法務研究所教授)の発言書き起こし


みなさんこんばんは。憲法研究者の青井と申します。わたくしは学習院大学の法科大学院の方で教えております。このような場でお話しするのは慣れておりませんが、少々お付き合いください。


わたくしはこの法案に反対しております。それは、内容も、それから審議の方法もおかしいと考えているからであります。


この2点について少しお話しさせてください。


まず、1点目ですけれども、内容はすでに危ないということは散々今も言われているところですけれども、統治する側にとって情報というのはやはり、権力であります。秘密は秘密であることが故に重要なわけであります。


取り扱う人が少ないこと。先ほど刑事事件になったときのお話しがありましたけれども、私が考えますに、これはむしろ刑事事件という段階よりかは、その前の段階で、威嚇を狙っているのではないかと考えております。


裁判所を経由することは、つまりは、秘密が漏れる対象が増えるということですので、それは望まれないはずであります。秘密が秘密であること、これが重要で、威嚇、それが狙われているのだと大変危機感を覚えております。


その威嚇といいますのが、法によって処罰するぞと、まあそういうような威嚇でありますが、わたくしも含めまして普通の人というのは、逮捕されてしまうかもしれないとか、捜索されてしまうかもしれないとか、疑いがかけられるだけでも恐ろしいことであります。こんな恐ろしいことはない、何も活動できなくなってしまうじゃないかと、まさにそこが狙いとするところであると考えております。


これまで我が国は、戦前も含めまして経験してきているところでありますが、治安立法とか軍規保護立法というのは、まさにこの、予防の段階でどれほどうまくいくかが決め手となっているのでありました。今回の法案には、固いそのような決意がうかがえます


もし恣意的な運用がされてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。恣意的な運用を抑えるだけのしくみがこの法案には備わっていません。大変恐ろしい法案であると、憲法研究者としてわたくしは考えております。


もう1点目、ふたつ目です。今の審議のあり方です。


この審議、あまりにも性急すぎやしませんでしょうか。国民の間にもこのような反対の意見があります。多くの人たちは、ここにいらっしゃらない方も含めまして、何かおかしいと思いながら見ているはずです。審議が十分ではない。国会の答弁、政府の答弁も一貫していない。それでもなお、国会議員が自らの身を危うくするような法律を作るのはなぜなんでしょうか。心底わかりません。


国会や裁判所それから第三者機関といったブレーキがあって初めて、私たちは秘密保護法制というのものを民主政治の中で扱い得るはずなんです。それがない中であまりにも危険と考えます。


知恵を絞れば私たちには何らかの方法で、新しい組織、新しい仕組みを作っていくことができます。今、相当程度に国交法、あるいは自衛隊法によって、それなりに秘密が守られている状況があります。もし足りないのであれば、それを直せばいいのであります。このような法律を作る理由はまったくないと考えております。


粘り強く反対の声を挙げていきましょう。終わります。

鎌倉市長選挙とゴミ有料化問題

「今回の判断は市民の意向。私の考えに一定の理解が得られたということだと思う」

東京新聞:ごみ有料化、計画通りに 鎌倉市長選 松尾氏再選、2期目抱負:神奈川(TOKYO Web)


まただ。また負けた。自分選挙史的に何連敗だろう。いやそもそも勝った記憶がない。

投票率37.4%は有権者の半数に遠く及ばないわけで、制度上は有効なのかもしれないが、再選が松尾市政への信任だと捉えるのはとんでもない話しだ。勘弁してほしい。

まあね、再選されてバンザーイって時に「投票率酷かったですね」とか言わないだろうから、このコメントは表向きのものだと思っておこう。

投票率の低さは市政に対する批判かもよ!なんつーことを言いたくもなるけれど、まあそれはお門違いで、文句があってもなくても(文字通り)子供じゃないんだから選挙行けよ!ってことに尽きる。まったく。

支持基盤もなくドタバタと直前になって出馬した岩田候補の得票が2万票を超えたのは明らかに市政への批判票だろう。だからこそ、もっときちんと準備をして戦えば勝てたかもしれないと、もやっとした気持ちが残る。

今回選挙の争点になったゴミの有料化と戸別収集問題。市内に2カ所あるゴミ焼却所のうち、2015年3月末で今泉クリーンセンターでのゴミ焼却ができなくなることが決まっているものの、新規建設計画はほとんど進んでおらず、8000トンを目標にしたゴミ減量化に迫られた末に出た計画だ。

ゴミ有料化というのは、具体的には指定のゴミ袋を買ってそれに入れて出さなきゃダメよということで、野放図にゴミを出すとそれだけ多くの袋を買わなければならないから、みんながゴミ袋代を節約してゴミの量が減るはず!という計画だ。

指定袋以外でのゴミ出しなどを防止する意味で、ゴミの出所を明らかにする必要があり、このゴミ有料化と戸別収集はセットになっている。

また、ゴミ有料化には、これまでのゴミ収集での不公平感を是正する目的もあるという。

現在、ゴミ処理費用は当然市が負担していて、つまりは市民から集めた税金、言ってみたらオイラの財布から出ているんだけど、きちんと分別してなるべくゴミを出さない暮らしを心がけているオイラが、なんでじゃんじゃかゴミを出すアイツのゴミ処理の費用まで出さないといかんのかね!納得いかん!

そんな声が結構あるんだそうな。

私は今年、持ち回りでやっている町内会の組長を担当している関係で、ゴミ有料化の説明を聞いたのだが、計画全体がとてもぼんやりしていて説得力に欠け、賛成する気持ちにはなれなかった。

そもそも根本の処理施設問題は全くと言っていいほど進んでおらず、当座しのぎに「他の自治体でもやってるから」と飛びついた感がプンプンする。

カネ取るぞ!という鞭ををくれてやればゴミ減るんじゃね?ってのが安直で、これは説明会の時に質問したのだけれど、市民に袋を買わせればお金が入ってくるのはわかっているのに、どうやらそのお金の使い道は決まっていないらしい。単なる鞭だから。お金を集めるのは目的じゃないから。

担当者は、袋代を集めて基金をつくるとか、市の財布に入れて福祉とか街づくりに役立てるとか、そんなことを言っていたけど、ゴミ処理費用負担の均衡化なんてことを言うんだったら、ゴミ処理費用に充てなきゃ意味ないと思う。そう言うと、ご意見ごもっともではありますが検討中、という返答だった。

説明会では質問もたくさん出て、市民の関心が高いと感じたけれど、いかんせん担当者の返答内容がぼんやりしているせいで、若干の痛々しさを感じたよ。

詳しくは書かないけれど、「それは前市長時代の施策で…」とか「市長の考えは直接聞いてほしい」とか、トップに振り回されるお役人って感じでいろいろ大変そうだった。

まあそれはそれとして、ゴミ有料化と戸別収集に関しては、もっと具体的な話しが出てこないと(考えているのかもしれないが少なくとも説明会では出てこなかった)賛成できないし、今回の市長選の結果を受けて、これでゴミ有料化に対する理解が得られたなんて解釈するのはもっての外だと、そんなことが言いたかったわけです。

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