ちどりのあしあと

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0.5ミリ、100円

昨日の戦利品。映画パンフレット2種。両方ともサイズがA5判と小さいけど、帰りの電車でも読める大きさなのは嬉しいですね。

黄金町のシネマ・ジャック&ベティは木曜日がメンズデー!昨日は暇もあったし観たい映画がちょうどいい時間に掛かっていたので行ってきました!安藤サクラ主演作2本です。

『0.5ミリ』は、父がプロデューサー、母がフード・コーディネーター、姉が監督、妹が主演で、妹の義父母まで出演している…っていうのは、ただのトリビアのようでいて、この作品に関しては結構重要だったのではないでしょうか。 上映時間がさりげなく3時間を超えているなんてのもそのひとつだけど、それはマイナスではなくて、監督の思いの丈が溢れ出てくる感じ。まったく退屈はしませんでした。重みと軽みのバランスが絶妙で、これは役者陣のうまさもあると思うけど、鑑賞後にいろんな感情の粒が胸に残るいい映画でした。

『百円の恋』は、脚本が「松田優作賞」第1回グランプリ受賞!ってのがウリで、『0.5ミリ』よりエンターテイメント性が高い作品でした。

タイトルの通りラブストーリーではあるんだけど、ひとことで言うなら、超かっこいいボクシング映画なんですよ。予告編見て痺れたんだけど、これは騙しなし。クライマックスへ向けてもうアドレナリンが出まくりです。

それまでダメダメだった主人公がボクシングを始めて覚醒して、プロテスト受けたい、試合に出たいとのめり込んでいく様を、練習シーンを通じて見せるわけだけど、まあこれがかっこいいわけですよ。安藤サクラは中学生の時ジムに通った経験があるそうで、ベテランボクサー役の新井浩文より上手く見えちゃうんだ。これが。

パンフレット読んで驚いたのは、この映画が順撮りじゃなかったということ。だらけていた身体を鍛えたらこんなにシャープに!って順番で撮ってないんですって。

ネタバレにはならないようにぼかすけど、映画冒頭で妹の息子と部屋でゲームやってる弛みきったシーンがあって、後半にも同じ部屋でその子と絡むシーン、これはボクシングをガッツリやってシャープになった時期なんだけど、撮影が同じ日だったんだって!これはちょっと信じられないですよ。安藤サクラすごい!

というわけなんだけど、やはり特筆すべきは安藤サクラの素晴らしさだった。『0.5ミリ』で見せる老人に向ける慈愛の表情の美しさと、『百円の恋』で見せるリングに向かう鬼気迫る表情の力強さ。これが同じ人だっていうんだから。

どちらもいい映画で大変幸せな木曜日でした。ありがとうジャック&ベティ!ありがとうメンズデー!

Negiccoの物語に涙する、の巻

Perfumeは2000年に広島のローカルアイドルとして結成されました。新潟のローカルアイドル・Negiccoの結成は2003年。どちらも10年以上の活動歴を持っています。初期には同じステージに上がることもあったようですが、Perfumeブレイク以降はそのようなこともなく時は流れ…。

やっぱアイドルだなー!とか言い始める前からPerfumeは好きだったし、彼女たちの物語への共感がありました。そして、いろんなアイドルを追いかけるようになってからは、Negiccoにも同じような気持ちを抱いています。

Negiccoはしぶといファイターです。幾度となくダウンを奪われても立ち上がってファイティングポーズをとり続けてきました。ステージは、ほんわかした楽しい空気に包まれていて、そんな様子は微塵も感じさせないのだけれど、ファンならずとも、多少のアイドル好きなら彼女たちの苦労をみんな知っています。

だから、田島貴男の作った『サンシャイン日本海』リリースの時、珍しく彼女たちが「オリコントップ10に入りたい」と公言したのを、みんなが一生懸命盛り上げて応援しました。しかし、このときの結果は11位。今度こそとリリースした『光のシュプール』で見事5位に輝いたのでした。

11位で涙を呑んだものの、勢いがついて次こそは!との想いの中リリースされたのが、Negiccoを初期から楽曲面で支えてきたconnieさんの曲で、アレンジは、前作での関わりから坂道を転がり落ちるようにNegiccoに嵌まり、以来熱狂的ネギオタと化した田島貴男だったというのも、なんとも泣かせる話で、これが昨年末のことでした。

2011年にタワーレコードのアイドルレーベルに加入したあたりからその傾向はあったと思うけれど、彼女たちはもう既にローカルアイドルの枠を飛び越えていて、2015年に入ってからの勢いが、なんだか爆発的に大きくなっていることに驚かされます。

AKBグループが新潟に作るというNGTなんちゃらの話がNegiccoのプロモーションに繋がっているというのも、彼女たちと彼女たちの物語に共感している人がいかに多いかということの表れでしょう。

そんな中でのNHK『MUSIC JAPAN』出演。MCがPerfumeだったこともあって、とても感動的な収録になった模様です。放送日は2月22日に決まったそうです。私のような中途半端なファンも含めて、Don't miss it. ですね。

▼MUSIC JAPAN 観覧記
【MJ観覧より】 NegiccoとPerfumeが泣いた夜|Perfumeとグルメの日記

▼Negiccoの歴史を本人らが語る
Megu インタビュー
Negicco 2003~2012(第1回) - TOWER RECORDS ONLINE
Negicco 2003?2012(第2回) - TOWER RECORDS ONLINE
Kaede インタビュー
Negicco 2003?2012(第3回) - TOWER RECORDS ONLINE
Negicco 2003?2012(第4回) - TOWER RECORDS ONLINE
Nao☆ インタビュー
Negicco 2003?2012(第5回) - TOWER RECORDS ONLINE
Negicco 2003?2012(第6回) - TOWER RECORDS ONLINE
Negicco インタビュー
Negicco 2003?2012(第7回) - TOWER RECORDS ONLINE

熊倉マネージャー インタビュー
Ustream.tv: 梶原放送局 新潟発アイドルNegicco 熊倉マネージャー登場, Recorded on 2014/07/16

映画『幕が上がる』への不安を払拭しよう!

幕が上がる

ももクロちゃん主演映画!…でも一抹の不安が

ももいろクローバーZ主演でキチンとお芝居している劇場用映画っていうのはいままでなくて、メンバーはこれまでも若干のレッスンは受けていたんだろうけど、演技経験がほとんどない状況での今回の一大プロジェクト。言っちゃ悪いけどこれまでは見ていていたたまれなくなるようなものが多かったので、一抹も二抹も不安なのです。

また、監督の本広克行さんの代表作は『踊る大捜査線』シリーズ、なんだけど、今回の話は北関東の高校の弱小演劇部を舞台にしたお話しだから、部室で大した事件は起きないしレインボーブリッジを封鎖する必要もないわけで、過去には『サマータイムマシン・ブルース』などの佳作もあるにはあるんだけど、まあ、ここん所も大きな不安要因なのです。

私としては、せっかくももクロちゃん主演の映画が大々的に公開されるのだったら、彼女たちの、いや、日本映画界にとっての代表作になるくらいのものになって欲しい。そんな期待を抱いています。

2月28日が公開日なので、その時になればすべてが明らかになるのですが、その前に、この不安な気持ちをなんとか解消したく思い、良い情報を探してみました。100の不安を120の期待で打ち消すのだ!

小説『幕が上がる』は最高の青春小説!

まず、この映画には原作があります。劇作家平田オリザさんの初めての小説となる『幕が上がる』がそれです。読みました。最高でした。ももクロちゃんとか映画化抜きにして読んでも感動したと思う。本当に良い青春小説だと思います。

前述の通り高校演劇のお話しなのですが、いわゆる「内幕もの」として、へー、高校の演劇ってこんな仕組みなんだ!というような驚きもあるし、原作者が演劇をやっている人なので、っていうか日本を代表する劇作家、演出家なので、彼の演劇論、演出論的な読み方もできる作品でした。

部員や顧問の先生とのさまざまな出来事や本人の葛藤が主人公である演出家・さおりの一人称で語られていきます。平易な文章で、テンポも良く、読み始めたら一気でしたね。ただひとつ問題だったのは、途中で何回も泣けてしまって、電車の中で読んでいた時には、読み進めたいけどこれ以上は涙と鼻水で無理!という状況になってしまったこと。泣いても恥ずかしくない場所で読みましょう。

映画版キャストもスタッフもいいぞ!

さらに小説がらみで期待できる点を挙げるなら、小説の映画化というと、登場人物と俳優のイメージが違うということをよく聞きますが、この『幕が上がる』に関しては、まるで当て書きしたように印象がピッタリなので驚きます。

これは「ももクロファンとして」という但し書き付きかもしれませんが、原作を読んだももクロファンに、「主な登場人物、さおり、ユッコ、中西さん、ガルル、明美ちゃんをももクロメンバーに置き換えよ」という問題を出したら、まず間違えることなく映画版の配役を言い当てるでしょう。

背格好には違いはありますが、演劇名門校から転校してきたちょっとクールな中西さんとか、ムードメーカーで待ち合わせの時間より早く来るガルルとか、そんなトリビアまでまでよく調べてるなあ(本当は調べて書いてるんじゃないんだけど)と思っちゃうレベルなので、その辺りの違和感は少ないと思います。

ももクロちゃん以外のキャストで最重要人物は、顧問の吉岡先生ですが、これを黒木華が演じます。最高ですね。試写での評判も大変良いようです。もうひとりの顧問の溝口先生にムロツヨシ。ちょっと若いかな?という感じですが問題ありません!国語の滝田先生が志賀廣太郎。これはいいですね。あの声で詩を読んでほしい。

原作は最高。キャストも上々。次は脚本ですが、これは『桐島、部活やめるってよ』の喜安浩平が担当。これを知ったとき「この映画は行けるかもしれない!」と思いました。とても期待しています。

原作者平田オリザが全面バックアップ!

もうひとつ期待している点は、原作者が映画化に大変協力的だということです。「私は興味ありませんからどうぞご自由に」的な感じは全くなく、本広監督が彼の主宰する劇団・青年団に心酔していて以前から懇意だったこともあり、映画化も平田さんがこの小説のゲラ段階で持ちかけたそうです。

そして、クランクインの前に数回、ももクロちゃんたちを相手にワークショップをやって、演技と演劇について教えたといいます。

正直言って、ももクロさんが主演と決まったときには、期待と不安と半々でした。彼女たちの「演技」は観たことがなかったからです。監督からの依頼で、撮影に入る前に、数回にわたって演劇のワークショップを行いました。そこには二つの意味があったと思います。

一つは、ももクロのメンバーたちの演技力を向上させること。皆さん、本格的な舞台の経験はないので、身体がぶれやすかったり、演技に個々の癖が出てしまうことが多かったのですが、たいへん勘のいい子たちなので、すぐに演技のコツをつかんでいったようです。

もう一つは、ワークショップを通じて、この作品のテーマである「演劇」について学んでもらいました。「演劇」と映像やパフォーマンスとの違いについて、何が難しく、何が楽しいのか、実際に演ずる経験を通じて学んだことが、撮影の際にも生かされたのではないかと思います。

映画『幕が上がる』公式サイトより平田オリザさんのコメント

一流の演劇人がももクロちゃんたちに演劇を教え、手応えを感じているというのは嬉しいです。期待が高まります!

そして、映画の評判が良い!

最後は、試写などでこの映画を観た人たちの評判がいいのです!特に映画人、演劇人からの高評価には期待が高まります。

いくつか引用してみます。

『幕が上がる』の完成試写を見ました。

もう、ここからは、身内が何を言っても、余り信用してもらえないレベルになるのでしょうが、一応書いておきます。

すごい作品になってしまった。(赤字)
(後略)

平田オリザ|青年団公式ホームページより

ご自分でも身内と断っていますが、大絶賛です。以下はツイッターから。

この辺にしておくか!いやー、評判いいね!ここまで大絶賛だと逆に不安が…、なんてことは考えずに期待します!2月28日が楽しみです!

第3回アイドル楽曲大賞2014

『第3回アイドル楽曲大賞2014』というイベントが開催されていまして、ファン有志によるものだそうですが、女性アイドルの楽曲を順位付けして楽しもうという企画。楽しそうなので投票してみました。

投票カテゴリーが「メジャーアイドル楽曲部門」「インディーズ/地方アイドル楽曲部門」「アルバム部門」「推し箱部門」の4部門に分かれていて、全カテゴリーに投票することが推奨されているので、ムリヤリ感漂うところもありますが、なんとか捻り出してみました。

『第3回アイドル楽曲大賞2014』の詳細についてはリンクを参照してください。
http://www.esrp2.jp/ima/2014/
また、「第3回アイドル楽曲大賞2014」で検索するといろんな人の投票結果とコメントが読めるので興味のある人はやってみると楽しいよ。

それでは、いってみよー!


【メジャーアイドル楽曲部門】

※ノミネートリストから5曲選んで10ポイントを振り分ける。括弧内がポイント。

ハイタテキ! - 私立恵比寿中学 (3)

選考理由:エビ中はそれほど推してないんだけど、この曲はとにかくポップで外連味があって最高に楽しい。「ハイタテキ」というタイトルで惹きつけて、実は歯痛の歌だったり、年末にかけてのリリースということで「歓喜の歌」が丸々入っていたり。メンバーの個性も粒立っていて、聴くと元気になれる。アイドルソングメーカーとしてのTAKUYA(ex JUDY AND MARY)の安定感は凄い。

宙 - 武藤彩未 (2.5)

選考理由:「武藤彩未ソロデビュー」の意気込みが凝縮された一曲だと思う。松本隆を思わせる比喩を多用した歌詞に往年のアイドルソングを意識したメロディ。それをEDM風に味付けすることで今の曲として成立させている。武藤彩未のコンセプトがとてもよくあらわれていると思う。本間昭光のプロデュースしたアルバムには良曲が多くて悩ましいのだけれど、MVも含めた最初の衝撃の大きさでこの曲を選んだ。

トリプル! WONDERLAND - Negicco (2.5)

選考理由:Negiccoはリスペクトこそすれそれほど推してはいなかったけれど、この曲で胸ぐらを掴まれた感じ。大好きな曲。彼女たちの過去と現在、そして未来までをも展望したような歌詞が、超弩級のポップなメロディとファンキーなアレンジに乗って、あくまでも軽く爽やかに仕上げられている。矢野博康(ex Cymbals)によるプロデュースの素晴らしさ。エヌイージーアイシシッオー!

Come On Honey! feat.新井ひとみ(東京女子流) & okadada - tofubeats (1)

公式のMVもあるんだけど、ここは新井ひとみのひとみぼっちバージョンをあえて!

選考理由:東京女子流の曲を選びたかったが、tofubeatsの作るアイドルソングが好きなのでこっちを。Negiccoの『相思相愛』とか、この曲と同じく新井ひとみをフィーチャーした『マジ勉NOW!』もよかった。アイドルオタクの琴線に触れる何かを共有している気がする。そして、新井ひとみの揺るぎない歌唱力と稀代のアイドルパワー。この曲でも遺憾なく発揮されている。

堂々平和宣言 - ももいろクローバーZ (1)


Broadcast live streaming video on Ustream

選考理由:イチ推しのグループの曲がひとつもないのは寂しいと思いつつ、今年リリースされたものにはどれも乗り切れなかったのが正直なところ。そんな中、シングルのカップリング扱いではあるけれど、この曲は本格的なラップで、リリックもトラックもかっこいい。メンバーも頑張ってる。というわけでギリギリ最後の一曲として。


【インディーズ/地方アイドル楽曲部門】

※選考方法はメジャーアイドル楽曲部門と同じ。

IDOL ILLMATIC - ライムベリー(3)

選考理由:たまたま見たTIF2014のパフォーマンスに驚いて現在大注目中のグループ。以前と比べてMC2人のスキルがめちゃくちゃ上がっているのだ。そんな中でリリースされたこの曲は、デビューから続くE TICKET PRODUCTIONプロデュースの中で最高傑作だと思う。"Illmatic"というヒップホップ用語とアイドルをつなげる感じが、いかにもライムベリーらしい。

ハートブレイカー - せのしすたぁ(2.5)

選考理由:今年一番の衝撃はせのしすたぁとの出逢いだ。ライムベリーを観に行ったイベントに出ていて、歌や振り付けそっちのけで客を煽るまおさんのカリスマ性に痺れた。せのしすたぁの凄いところは、まおさんの煽り芸に負けないほど曲がいいこと。この曲もライブではお馴染みで、ライムベリーがラップを乗せたバージョンに音源化を求める声が上がるほど、スタンダード感漂う名曲である。

17才 - アイドルネッサンス(2)

選考理由:Baseball Bearの原曲は青春時代を回顧したものだが、それを青春のとばぐちに立つ少女が歌うという、捻れたカバーだ。学校の体育館というシンボリックな場所で、純白のセーラー服を着て歌い踊る少女たちは、大人が見る青春の幻影だ。他にも村下孝蔵の「初恋」をカバーしていたりして、おっさんホイホイ的要素の濃いグループ。幸い私はまだ引っかかっていないがこの曲はよかった。

IN THE HOUSE - ライムベリー(1.5)

選考理由:IDOL ILLMATICのカップリングだけど、ライブでの発表はこちらが先。"In the house" という言葉もヒップホップ用語というかスラングで、これを「女の子のお泊まり会」と読み替えるところがライムベリー流。ちょっとテンポを落として、楽しくもちょっと切ない感じがいい。

プレイグラウンド#1 - ライムベリー(1)

選考理由:貼り付ける動画や音源はなし。シングル初回限定版の特典として収録されている曲。ってこれは選考理由じゃないね。まあ正直に書くとインディーズのアイドル曲はあまり聴いてないので、4位5位はムリヤリです。

続きはまた追記します。


【アルバム部門】

東京女子流 - Killing Me Softly(3)

武藤彩未 - 永遠と瞬間(2)

チームしゃちほこ - ひまつぶし(1)


【推し箱部門】

ももいろクローバーZ

マイ・ピュア・レディ

フェイスブックに投稿しようとして長くなったものはブログに載せてリンクを張ることにしました。もっと早くそうすべきだったよね。

実況録音盤!『野宮真貴、渋谷系を歌う。~Miss Maki Nomiya sings Shibuya-kei Standards~』

『実況録音盤!野宮真貴、渋谷系を歌う。』というアルバムは、収録曲がそれほど渋谷系って感じじゃないところがなんとなくタイトルに偽りありなのですが、ミスター渋谷系・小沢健二の『僕らが旅に出る理由』はとてもよかったです。原曲の持つ力が大きいんでしょうね。いいカバーが多い曲ですよね。

このアルバムの中には、尾崎亜美の『マイ・ピュア・レディ』も収録されていて、これがまたいいのです。

歌はうまいし、アイドルボイスは瑞々しいままで未だ衰えを知らず、曲のかわいらしさととてもよく合っていて、尾崎亜美のハスキーボイスよりもいいんじゃないかと思ったり。

でも、1977年にこの曲を聴きこんだ耳には、松任谷正隆のあのアレンジが染みついているので、できれば原曲のオケで歌ってもらえたら最高なんだけどなあ、なんて。

そんなわけで原曲が聴きたくなったので探してみたら簡単に見つかりました。いろいろあれだけど、まいっか。

やっぱりアレンジ秀逸ですね。サビ前のフルートとか「あ、気持ちが」の後のギターとか、もうこれっきゃない感じがびんびんしますよね。

曲自体ももちろん名作。異論を挟む余地はありません。でも、「ダイヤルしようかな、ポケットにラッキーコイン」はもう今の若者には通じないでしょうねえ。どういう意味か自由に解説させたら面白いかもね。

個人情報

マユミ♡イクオ
※画像は本文とまったく関係ないというわけでもなさそう。

ベネッセコーポレーションの顧客情報が流出したことが事件として話題になっています。

ベネッセには苦情が殺到し、退会の申し出も続出しているそうで、200億円の補償金を用意したといいます。

この事件、まあ事件なんでしょう。顧客情報を売り払って儲けた奴は当然アウトですし、情報流出を許したベネッセにとっては、会社の信用がガタ落ちでたまったもんではありません。情報管理体制の見直しには真剣に取り組まなくてはならないでしょう。

でもどうですか。銀行の口座番号や暗証番号の情報などが漏れたら大変ですけど、今回漏れたのは、子供や保護者の氏名、住所、電話番号、性別、生年月日などだそうです。これらの情報が漏れたのって、そんなに大騒ぎすることでしょうか。

思い出してみてください。子供が生まれてしばらくすると「こどもちゃれんじ」のDMが届きませんでしたか。しまじろうのぬいぐるみを子供が欲しがりませんでしたか。小学校に上がる頃になると「チャレンジ1年生」。中学校に上がると「進研ゼミ中学講座」のDMが届きませんでしたか。

あのマンガ、まだ載ってるのかな。最近は子供も大きくなったからDMも来なくなったけど、けっこう楽しみにしてました。大概いつも子供がチャレンジやりたがって、ねだられたお母さんがお父さんに相談すると「タクヤがやりたがってるならいいんじゃないのか」「わーい!」みたいなストーリーの。

話が逸れましたけど、あの最初にベネッセから届いたDMの情報はどこから得たものかって話ですよ。少なくともうちはベネッセに送ってくれなんて頼んだことは一度もありませんよ。おおかたどっかの名簿屋から買ったものでしょう。今回漏れた2070万件の情報だって、確かにベネッセのものなんでしょうけれど、その中のいくらかは名簿屋から入手したものが混ざってるに違いありません。

ベネッセばかりじゃありませんよね。大学受験だ成人式だ、歳を取れば墓石買いませんか、などなど、なんで知ってんのっていうセールスばかり。個人情報は既に筒抜けなんですよ!

個人情報が名簿屋に売られ、その情報を売って名簿屋が儲ける。私や私の家族には一銭も入らないどころか、自分たちのどんな情報がどこで売買されているのかまったくわからない。

今回のベネッセの事件でも名簿屋はお咎めなしじゃないですか。まあ一応「知らなかった」ってことで、なんでしょうけど。

私自身は、ある程度の個人情報は筒抜けでも仕方ないと思っているし、ここ最近はこういった問題に世間が過敏なんじゃないかとすら思うのですが、ベネッセに怒っている人は、名簿屋が容認されているこの状況を問題にした方がいいんじゃないでしょうか。

そんなことを思ったので書き留めてみました。

Couple

Couple

綱島温泉・東京園の大広間でおこなわれた結婚パーティーは、横浜のライブハウスで知り合ったというふたりらしく、10組ほどのミュージシャンがお祝いの演奏を繰り広げて、さながらコンサートのようでした。

でも、場所は温泉の宴会場だから、当然途中で温泉に入るし、お酒を飲んでしゃべって、「いよぉー」なんつって拍手して、最高に楽しい空間でした。

私は新婦の両親と知り合いなので、新婦を赤ん坊の頃から知る親戚のおじさんみたいな立場で出席。おじさんおばさんの出席者はだいたいそんな関係の人ばっかりだったから、新郎に対して「まあ親戚みたいなもんだよ」という自己紹介の後、「よろしくね」とか「しっかり頼む」とか、あからさまにプレッシャーをかけるという、そんな微笑ましい儀式もありました。

帰り際に渡された引き出物は、やはり親同士が知り合いで小さい頃からいとこのように育ってきた、若き陶芸家のこしらえた箸置きでした。
今は遠方にいてパーティーには出席していなかったけれど、かわいらしい対の箸置きにやさしい愛情がこもっているのを感じました。帰ってから、包んであった赤い花紙と一緒に記念写真を撮りました。

あらためて、小春ちゃん、結婚おめでとう。

Wedding Party

衣食住の歴史

衣食住の歴史 表紙

今年は仕事のお話しも少し書いていこうと思います。

学研から出る『衣食住の歴史』という図鑑にイラストを何点か描かせてもらいました。『絵でわかる社会科事典』というシリーズの一冊で、学校図書館を中心に置かれるそうです。

高い本ですが、Amazonでは買えるようですよ。下のリンクをクリックすると、商品詳細ページにジャンプします。

衣食住の歴史 (絵でわかる社会科事典 6巻)

内容紹介によると、「日本の歴史を子どもに身近な「衣食住」の観点で調べられる本格絵事典。前半は楽しいイラストで概要がつかめ,後半は前半に出てきた内容を50音順でひけて,写真や図を豊富に使った解説で理解を深められます。社会科を学習するときの調べ学習に最適です。」だそうです。

私は前半のイラストページの中でも『戦の衣食住』という部分を担当していて、時代によって変わる武具や食べていたものなどを描きました。

戦の様子を描いているものの、私の絵ですからどれもかわいくなっちゃっているんですが、古くは弥生時代から集落の周りに壕を掘ったり柵を作ったり、斧や槍や弓で武装して、鎧のようなものも木で作ったりして、けっこう本格的に戦をしていたようですね。

その後は、「戦国時代」は言うに及ばず、現在に至るまで日々人間は戦争をしてきたわけで、暗澹たる気持ちになりますね。拝啓、ジョン・レノーン!

縄文時代に戦はなかったようですから、原発をなくしたら電気が足りなくなって縄文時代に逆戻りだ!それでもいいのか!と脅す人がいましたが、ひょっとしたらそれもいいのかもしれませんね。

イラストを描く際に参考にしたものに、『後三年合戦絵巻』という、南北朝時代に描かれた、現存する日本最古の絵巻物がありました。

参考リンク: 後三年合戦絵巻 - e国宝

合戦シーンでは、切られて血が噴き出したり矢が刺さったりしている阿鼻叫喚が細かく描写されているのですが、その隣には、魚や雉を料理している場面も描かれていました。鎧を着て矢を背負ったままなのがリアルな感じです。この料理は将軍とか上級武士用でしょうが、殺し合いの隣りにも食はあるということですね。まさに「腹が減っては戦はできぬ」です。

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